Nostalgia.co.jp
INDEX
トップページ
ごあいさつ
会社案内
ノスタルジア・商品開発有限会社
有限会社マッチコレクションズ
商品案内
マッチ
注文製作マッチ
海藻洗髪
遊楽情報
マッチ百科 マッチ百話 マッチラベル文庫 マッチ文化研究所
マッチ情報インデックス
matchcollections.com
燐寸百選 オンラインショップ
matchcollections.com
ロウマッチの擦り方
■マッチの作り方
マッチの製造
1.軸木の製造
軸木用材である白楊、アスペン、サワグルミなどの原木を長さ約42cmに切断し、軸木の太さと同じ厚さにベニヤ状にむき、同じ太さに刻み、2.2mm角、長さ5cmの軸木を作る。軸木が燃える際燃えかすが落ちないように軸木を炭化させるため、リン酸アンモニアを浸透させるインプル加工を施す。これを乾燥させて軸木とする。
2.頭薬混和
酸化剤である塩素酸カリウムに可燃剤を加え、にかわで混和し、泥状の薬泥を作る。この薬泥に染料、顔料等を加えることによって薬頭を自由に着色できる。
3.頭付軸木
この工程は、そろえた軸木と薬泥を連続自動マッチ製造機に供給することによってできる。すなわち軸木はコンベヤ式プレートに自動的に立て並べられ、パラフィン浸透(炎が頭薬から軸木に燃え移りやすくするため、溶融されたパラフィンを約12mm浸透させる)、頭薬浸点、乾燥し、頭付軸木となる。
4.製箱
商標や広告店名が印刷されている原紙を1箱の大きさに裁断し、製箱機で引出しも装入され、マッチ箱となる。
5.側薬混和
発火剤である赤リンに助剤として硫化アンチモンを加え膠着剤で混和する。
6.箱詰仕上げ
頭付軸木とマッチ箱を箱詰機に装てんし決められた本数の箱詰めがなされる。次に側薬が自動的に回転するブラシで塗布されヒーターで乾燥し、内包装、中包装、外包装をして出荷できる製品となる。

マッチの製造工程

安全マッチの組成例
   成 分  重量比

 

  塩素酸カリウム   50%
硝子粉 20%
珪藻土 7%
雲母粉 4%
松脂 2%
にかわ 13%
その他 4%

 

赤燐 54%
硫化アンチモン 19%
膠着剤 27%

[燐寸百科・トップへ] [マッチ百話] [マッチラベル文庫] [歴史] [種類] [作り方] [市場規模] [世界のマッチ事情] [マッチの本] [年表]